131 記憶の闇のむこう メッツィ・ヒングル
- 作者: メッツィ・ヒングル,岡聖子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2002/03
- メディア: 新書
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大きなハリケーンが迫ってきた時、一人の男がクレアの前に現れる。突然クレアは記憶を取り戻し、その男が誰かを理解した。クレアが置き去りにされた夜、その男が母を刺し殺すところをクレアは目撃していたのだった。母の愛人だった男はクレアが見たことを話せないよう彼女をも殺すつもりだった。マットは嵐が吹き荒れる中急いで戻ってきて、銃を突きつけられるクレアを見つけた。物陰に隠れチャンスを待って、マットはクレアを救った。
警察に男を引き渡したあとで、マットはクレアにもう一度謝罪し欲しいのはクレアだけだと告げた。傍にいてくれれば、それだけで十分だと。
クレアは許さなくてはいけないことは何もないと言った。逃げていたのは、マットからではなく、自分自身からだったのだ。娼婦の母とそのひもだった男から生まれた自分を恥じ、マットに相応しくないと思いこんでいたのだった。クレアはマットに永遠の愛を誓った。
この人の作品、このところ立て続けに読んでるけど、結構ホットです。