127 富豪の沈黙 キャスリーン・ガリッツ

富豪の沈黙―華麗なる紳士たち 最後の独身貴族〈3〉 (シルエット・ディザイア)

富豪の沈黙―華麗なる紳士たち 最後の独身貴族〈3〉 (シルエット・ディザイア)

殺人罪を疑われる大富豪、セバスチャンから弁護を依頼されたスーザンは彼の魅力になすすべもなく惹かれて行く。問題の夜のアリバイを明かそうとしないセブはただ信頼して欲しいと言った。彼の無罪を信じているスーザンだったが、陪審員を納得させるには、当夜のアリバイが不可欠なことだった。セブは救い出した母子の安全のため、その日どこにいたかを話す訳にはいかなかった。二人の話し合いは決裂し、スーザンは別の弁護士を探すよう言って彼の元を去った。セブは他の弁護士を探そうとせず、自分で弁護すると決めてしまう。短気なセブが陪審員の心証を悪くすることは目に見えていた。思い悩むスーザンにある日一人の女性から電話がかかってくる。問題の夜セブと共にいたという女性は彼を救いたいと言った。怯える彼女の様子から夫に不倫を知られることを恐れていると解釈したスーザンは屈辱に燃えるがセブを無実の罪で刑務所に送るほど冷酷にはなれなかった。絶対に口外しないという誓いを以って判事に彼女を会わせたスーザンは彼女から詳しい話を聞いて自身の間違いに気づく。犯罪に手を染める夫と離婚した彼女は幽閉された息子を取り戻すためセブに助けられたのだった。見つかれば殺されるという危険を冒して彼女は証言してくれたのだ。同行していた少年がセブに渡して欲しいと渡された紙を見てスーザンは涙を流した。マシンガンを抱えた暴漢から背中に羽を生やしたセブが少年を、手を広げて待つ母親の元に連れていこうとしている絵だった。戻ってきた判事は証拠が不十分なため裁判は行われないと告げた。残されたセブはスーザンから絵を渡され全てを理解し、彼らの安否を心配した。スーザンは二人がどこに行ったか誰も知らないし公になることもないと彼を安心させた。スーザンはセブを疑ったことを謝罪し、セブはスーザンに話すべきだったと謝った。セブを陥れようとしていた犯人はまだ見つかっていなかったが二人は結婚を決める。


ちょっとホットだった。テキサス・キャトルマンズ・クラブの登場人物に関する話は結構読んでるけど、いまだに全貌がわかんないよ・・・。


パソコンがおかしくなったのは、どうもインストールしたウィルスバスターが原因らしい。自動更新が始まるとシャットダウンするみたいなんだ。それと、このハテナのサイトも関係するらしい。う〜ん、多分リカバリーしても無駄だろうな・・・。とりあえず、自動更新の時間間隔を延ばしてみたら、何とか普通に入力できるようにはなりました。だけど、根本的な解決策ではないんだよなぁ。