118 誤解はそのままに リズ・フィールディング
誤解はそのままに (ハーレクイン・ロマンス (R1851))
- 作者: リズ・フィールディング,井上京子
- 出版社/メーカー: ハーレクイン
- 発売日: 2003/03
- メディア: 新書
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パトリックは難しい裁判のため姪に留守番を言いつけていたが、予定が変わり早く帰宅することができた。乱雑なキッチンに唖然としたパトリックだったが冷蔵庫を開けた時足の間を猫が駆け抜けひっくり返った拍子に家具の角に頭をぶつけてしまった。ジェシーは携帯で救急車を呼び、見知らぬ男が侵入したことを知らせた。ジェシーは賃貸契約書を警察官に見せドアに鍵をかけ忘れたようだと告げた。姪がした悪戯らしいと気付いたパトリックはなるべく早く家から出て行ってもらうつもりでいたが、赤ん坊がいることは計算していなかった。10年前妻と娘を事故で亡くしたパトリックは二人を見て胸が疼いた。死に絶えてしまったと思っていた感情に揺さぶられパトリックはジェシーに欲望を覚える。養育費を請求すべきだと考えたパトリックはジェシーの以前住んでいたフラットの守衛から子供の父親とその妻が子供を置いて行ったことを聞き出し、不倫の果ての結果なのかと思った。ジェシーはバーティが甥だと説明しようと思っていたがパトリックは全て聞いたと答えた。不動産屋で姪とその友人がジェシーを騙したことを知ったパトリックは改めて新しい賃貸契約書を作り、望む限りいつまでもいて欲しいとジェシーに話した。兄夫婦がバーティを迎えにやってきて事情を理解したパトリックは妻と子供のセットが欲しいのではなくジェシーが欲しいのだと確信した。悲しい思い出を話し、過去の亡霊を葬ったパトリックはジェシーが失恋の痛手を乗り越えていることを望みジェシーに問いかける。
ちょっと、言っちゃなんだけど、赤ちゃんと一日以上離れていられる母親が信じられない。信憑性の無い話しだよ、まったく・・・。ノーホットです。