117 恋するブライズメイド リズ・フィールディング

恋するブライズメイド (ハーレクイン・ロマンス (R1740))

恋するブライズメイド (ハーレクイン・ロマンス (R1740))

デイジーは子供の時から兄の親友のロバートに片思いをしていた。16歳の時ヤドリギの下でキスを交わした二人だったが、半年後美人でプロポーション抜群の女の子とキスする彼を見た時キスにも種類があることを思い知らされる。それからデイジーはロバートの妹分をずっと演じてきた。24歳になって兄の結婚式でブライズメイドを勤めなければいけなくなりデイジーはいやいや引き受けた。母はデイジーをかわいらしく変身させ独身男性を射止めさせようと躍起だった。それまで付き合っていた女性に振られたロバートに呼ばれ妹分として慰め役をいつも通り演じていたデイジーだったが自分の気持ちを抑えきれなくなりそうになって、もう止めようと決心する。ロバートの前では幼く見えるよう装っていたのをやめ、パーティーに出かけたデイジーは素敵な男性からアプローチを受けた。母が喜びそうな男性だと思ったデイジーは誘惑に乗ってみようかと考えるがロバートに阻止される。突然、子供だと思っていたデイジーが魅力的な女性に変貌していたことに気付いたロバートは混乱した。デイジーが自分のことは何も話さないことに気付いたロバートは親友に問いただそうとするがうまくかわされてしまう。親友の口から洩れた「デイジーには好きな男がいる」という言葉に不倫しているのではと勘繰ったロバートはデイジーの周辺を嗅ぎまわり始めた。デイジーを守りたいという思いとは裏腹に欲望を感じることにロバートは戸惑った。デイジーのことが頭から離れなくなったロバートは母親から二人の魔法に自分だけが気付かずにいたことを知る。デイジーはもうロバートの近くにはいられないと思いつめ、もう一つの夢を叶えるため仕事を辞めて日本へ行くことを決心した。飛行機の中でロバートが現れ、自分で気づかぬままデイジーが大人になるのを待っていたことを告げプロポーズする。


女の子って幼馴染に恋心を覚えたりするみたいだけど、男の子は違う気がする。よっぽど素敵な子なら別だろうけど、すぐ泣いたり、怒りっぽかったりで扱いにくいもんね。ホットなとこはありません。