113 情熱の香り レイチェル・フォード

情熱の香り (ハーレクイン・クラシックス (C498))

情熱の香り (ハーレクイン・クラシックス (C498))

物理療法士として招かれたジャシーは高級香水メーカーの創始者アルモンの治療を6カ月行ったが、ついに彼は帰らぬ人となった。その頑固な老人と心を通わせたジャシーは参列した葬式の場で彼の甥のアランと顔を合わせる。憎悪を感じたジャシーはこの地から立ち去ろうとするが、アルモンの弁護士から留まるよう促され、訳がわからぬまま遺言状の公開に立ち合わされてしまった。アルモンに係わった全ての人に何かしらの遺産が残されていくのを目にして漠然と不安を感じていたジャシーだったが、屋敷と会社の30%の株を譲渡されて驚いた。受け取る訳にはいかないと反論しかけたジャシーにアランは嘲りの言葉を浴びせかけた。いわれのない非難に腹を立てたジャシーは咄嗟に受け取ると返事をしてしまう。アランは軽蔑を込めて株を買い取ると脅すがジャシーははねのけた。翌日現れたアランは打って変って魅力的な物腰で結婚することが理に叶っているとジャシーに提案する。ジャシーはアランに惹かれてはいけないと自分を戒めたが、二人の間の緊張感は次第に高まっていった。ついに二人は夜を共に過ごし甘い週末を過ごすが、パーティーで企業スパイと会話するジャシーを見たアランはまたしてもジャシーに罵声を浴びせる。自分を信じないアランにジャシーはやはり会社のために利用されただけだったとイギリスに帰ろうと決心した。弁護士に屋敷を売り払い、株をアランに無償で譲渡することを伝え荷造りをしているところにアランがやってくる。アランはジャシーに愛を誓い二人は結婚する。二人の婚約を知った弁護士はアルモンがアランとジャシーを結びつけるために遺言を残したことを話した。



あんまりホットじゃないけど、香水の付け方なんてちょっと勉強になったかな?私も耳の後ろにちょっとだけ付ける派だからな・・・。だけど、あんまりプンプンさせるのも嫌だしねぇ。付け方って難しいよね。