110 嘘つきなプレイボーイ キャロリン・グリーン

嘘つきなプレイボーイ (シルエット・ロマンス (L982))

嘘つきなプレイボーイ (シルエット・ロマンス (L982))

浮気者の夫と離婚してから息子に落ち着いた生活を与えるためにジェニーヴァは引っ越した。新しい住まいは格安で環境も素晴らしかった。ただし、大家がプレイボーイであることを除けば。息子に新しい父親と沢山の兄弟を与えたいと願うジェニーヴァは大家のウェイドには近づくまいと決めていた。
ウェイドは筋ジストロフィーの弟の世話をしながら自分にもその遺伝子があり、自分の子供が障害を持って生まれてくる可能性があることを危惧していた。そのために彼は家庭的な女性と関わることを避け遊びだけの関係を楽しみ、最高の独身男性の称号を得ていた。ジェニーヴァを見た途端惹かれはしたものの、ウェイドは彼女に立ち入り禁止の札を付けた。引っ越してすぐにジェニーヴァの家の戸口に小鳥が巣を作り玄関から出入りできなくなってしまい、仕方なく彼女たち親子は母屋から出入りすることになってしまう。次第に息子とウェイドは打ち解けて親しくなっていった。ウェイドはジェニーヴァのために近隣の家庭的な男性を紹介したが、うまくいかなかった。お互いに飛び交う火花をウェイドは押さえつけ親友を紹介した。完璧な男性だとジェニーヴァは認めたが情熱が欠けていた。彼にジェニーヴァとウェイドは愛し合っていると指摘され、ジェニーヴァはウェイドが欲しいと告白する。ウェイドは欲しがっている子供を与えることができないからビジネスだけの関係に戻ろうと告げた。独立心旺盛なウェイドの弟にもウェイドにも自分は必要ないと判断したジェニーヴァは引っ越しを決める。弟がジェニーヴァの息子に伯父さんと呼ばせていることを知り、彼女たち親子が自分たち兄弟に味わわせた喜びを思って二人を行かせてはならないとウェイドは悟った。ウェイドは穴を掘りお守りにしていた最高の独身男性のバッチを埋めジェニーヴァにプロポーズする。


全っゼンホットじゃないです。ほのぼのしてていいけどさ。