１０８ 嘘と情熱のあいだ メアリー・リン・バクスター

嘘と情熱のあいだ (シルエット・36アワーズ)

娘と共に夫に捨てられた母は娘に男に対する憎悪を教えた。しかし、アマンダは職場でノアと出会い恋に落ちる。激しく求めあう二人は婚約したが、結婚の三カ月前にいきなりノアから別れを切り出され破局した。ノアは次の日には職場からいなくなっていた。傷ついたアマンダは中々男性への信頼を取り戻せずにいたがゴードンと知り合い付き合い始める。情熱は感じないものの、ゴードンとなら穏やかな人生を歩めるのではと思い始めた頃、突然ノアが復職する。町が類を見ない災害に見舞われた夜救急病棟で二人は顔を合わせた。優秀な医師である二人は次々に運び込まれる病人に対処しながら、どうすべきか迷っていた。
ノアはアマンダと交際する前ベッドを共にした女性が妊娠したことでアマンダとの結婚を諦め責任を取ったのだった。しかし、愛し合っていない結婚は耐えがたく、やがて出産が元で彼女が亡くなり胎児も生まれてすぐに亡くなるとノアは罪悪感を覚えた。全てをアマンダに話すべきだったとノアは悟り故郷に戻って来るが、アマンダの冷たい態度に傷つく。ノアはもう一度チャンスを得ようと思っていたが、アマンダの態度から自分が如何に深くアマンダを傷つけたのかを気付いた。二人の間の情熱は無くなってはいなかったが固い壁があった。アマンダはゴードンからプロポーズされたが、愛のない結婚はできないと決断する。お互いに愛し合っていることはわかっていたが、ノアを信頼できずアマンダは混乱する。思い悩むアマンダは悲しみに暮れる女性との会話の中から回答を見つけた。自分の臆病な気持ちに気付いたアマンダはノアを失うべきではないと気付いたのだった。

ちょっとだけホットなトコもあります。このシリーズ、他のも読んだことある気がする？？？あんまり覚えてないけど・・・＾＾