100 シェフと泥棒 シャロン・ケンドリック

シェフと泥棒 (ハーレクイン・イマージュ (I1472))

シェフと泥棒 (ハーレクイン・イマージュ (I1472))

厳格な家庭で育ったキティーは最初の恋人から強引に迫られて拒んだが、拒否された恋人から罵られ傷ついた心を癒すため馴染んだ生活から離れることを選んだ。イギリスを離れオーストラリアに渡り仕事を探すがやっと見つかった仕事は売店の売り子だった。そこで派遣会社を営むカロと知り合いウェイトレスの仕事を世話してもらう。いつかシェフとしての力を発揮したいと思っていたキティーはカロからシェフの仕事があることを聞かされる。カロはその依頼主の映画監督ダライアスに脚本を送って盗まれたとキティーに話した。脚本を取り戻して欲しいとカロから言われキティーは承諾する。面接に向かったキティーは初めてダライアスを目にし、強烈な欲望を感じる自分に戸惑った。逃げ出したい気持ちを抑え面談を終えたキティーは採用されることが決まる。ダライアスの近くにいると感情が混乱してしまう自身に苛立ちながらなるべく早く脚本を手に入れようと焦るあまり不用意な行動を起こしてしまう。ダライアスはキティーが何かを隠していると気付くが惹かれる気持ちが急速に高まりついには屈してしまった。キティーダライアスが脚本を盗んだりする人間ではないと信じるが証拠を見つけようと決心し金庫を開けた。現場を押さえたダライアスはキティーが盗みを働くために身体を差しだしたと非難し、怒ったキティーは老婦人から盗みを働いたと彼を責めてしまう。荷物をまとめて家を出て行くキティーダライアスは黙って見送った。一晩泣いた後、キティーはシェフの仕事を探すことを決め幸運にも立派なレストランで採用される。有名シェフの元で腕を磨くキティーダライアスが探し出し、強引にカロの事務所に連れて行きカロに問いただすとカロがキティーに話した話は全て嘘だったことがわかった。二人の間の誤解が解けダライアスはキティーを恋人として家に連れ帰る。厳格な家庭で育ったキティーには将来の約束のない関係は躊躇すべきものっだったがダライアスを愛する気持ちには抵抗できなかった。同情や義務で結婚して欲しくはないというキティーダライアスはキティーを愛していることを告白する。


ちょっとだけホットです。男を釣るなら胃袋からって話?・・・そうでもないかぁ?だけど、幸せそうに食べる姿っていいよねぇ^^