97 運命の手紙 ティクシー・ブラウニング

運命の手紙 (ハーレクイン文庫)

運命の手紙 (ハーレクイン文庫)

両親が離婚し、祖父に育てられたシェアは、祖父の遺言を叶えるためアメリカに渡る。必ず手渡すようにという祖父の言葉に従い地質学者デイブを訪ねたシェアは祖父の手紙を届けたのだった。シェアは任を果たしたら家と車を買い仕事を始めるつもりだった。彼女は銀細工の腕を持ち、それで生計を立てる計画を立てていた。
届けられた手紙にはシェアを頼むと書かれていた。デイブは一目見た時からシェアに惹かれていたが友人から託された要求にどう対処すればいいかわからなかった。手相からシェアはデイブがたった一人の運命の相手だと気付くが二人は些細なことで争いぶつかり合った。両親の喧嘩を見て育ったシェアにはデイブとの関係がうまくいくとは思えなかった。親族からたらいまわしにされたシェアの心の傷を知り、デイブは何年かかってもシェアを手に入れようと誓った。


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