83 ボスは傲慢 ステラ・バグウェル

ボスは傲慢 (シルエット・ロマンス)

ボスは傲慢 (シルエット・ロマンス)

事件記者をしていたビクターは調査途中で同僚が殺されたことに責任を感じていた。親友でもあった彼が亡くなって仕事に情熱を覚えなくなり新天地で生活を始める。経済記者として成功した彼は上司から事件部への配属を聞かされ躊躇した。心の準備ができていなかった彼だったが、断ることはできなかった。部下となるサブリナを見た時、ビクターは言いようのない不安を感じた。二人は反発し合うが惹かれあう気持ちも感じていた。ビクターはサブリナを守りたいという気持ちに抗えず、彼女を危険から遠ざけようと彼女の行動を束縛しようとし、彼女の反感を買ってしまう。ビクターは彼女を愛していることを認め、心配のあまり危険な取材を禁じた。サブリナは愛するビクターと争うことを諦め退職を決めた。上司からサブリナの退職を聞かされたビクターはサブリナを失いたくなかったから制限を加えたのだと告白したが、上司から愛する人の失い方は一つではないと言われ目が覚める。


可愛い女を囲いたいとか、自分一人を頼って欲しいとかいう欲求ってあるんでしょうね。自分専用の奴隷を作るとかいうゲームもあるみたいだし・・・。相手の気持ちを尊重しているようで、実は興味がないだけっていうのは寂しいけど、あんまり束縛されるのも嫌だろうなぁ。お互いが対等な立場になりたいと女は思っても男は軽視されてる気がしちゃったりするみたいだし・・・。難しいなー!