父の世話をしながら自宅でピアノとギターを教えていたジェニーは父亡き後下宿人を募集した。女性を希望していた彼女だったが、トニーは離れが気に入り引っ越してきてしまう。同居を始めた二人だったが、ジェニーはトニーの明るさに癒されるのを感じていた。家族のいないジェニーにクリスマスを一緒に過ごそうとトニーが提案し、ジェニーは躊躇いつつ同行する。温かく迎えられたジェニーは家族がトニーの恋人だと誤解しているのに気付き当惑するが、トニーの兄ロバートを見た瞬間恋に落ちてしまう。孤独な自分に同情して連れてきてくれただけだと思っていたのが、実は彼女を家族に合わせるため連れてきたのが判明し、トニーが自分を愛してると気付く。ロバートに拒絶され傷つくジェニーだったが、パー
ティーでトニーに促され思いの丈を込めてロバートのために歌を歌った。ジェニーの思いは届かず悲しみに暮れるジェニーをトニーは慰めた。ジェニーはロバートを愛していることをトニーに告げた。暗闇で抱き合う二人をロバートが見つけロバートとトニーは殴り合いをはじめてしまう。一夜明けて一人帰ろうとしたジェニーは彼らの父親から逃げ出してはいけないと説得されてしまい、従うしかなかった。トニーはジェニーのために多くを与えたのに自分には与えるものがないと告白するロバートに抱きすくめられているところにまたトニーが現れ、ジェニーに近づくなと脅したが、ロバートは決めるのはジェニーで、自分は弟とでも戦うと告げる。ジェニーを愛している、結婚するつもりだというロバートの言葉にようやく謎が解けた。ロバートの根強い自己不信は深い愛の前に崩れ去ったのだった。
沢山ガールフレンドがいる太陽みたいに明るいハンサムさんが、手も触れず大事にしてた彼女を家族に合わせようと自宅に連れて行ったら、兄貴に浚われちゃったって話です。三角関係ってロマンスだわねー！
