74 ルージュの刻印 アマンダ・ブラウニング

ルージュの刻印 (ハーレクイン・クラシックス)

ルージュの刻印 (ハーレクイン・クラシックス)

メガンの母が亡くなったのは18の時だった。メガンは弁護士事務所で母の手紙を手渡され、自分が伝染性疾患である事実を知らされる。信じたくなかったメガンは大学病院で検査を受けるが、間違いないことが判明する。幸せな家族を夢見ていたメガンは子供を産んではいけないという現状に絶望する。それから彼女は結婚に結びつきそうな真剣な交際を避けることになった。兄の親友で幼馴染のルーカスに8年ぶりに再会した時メガンの心はざわめくが、プレイボーイのルーカスが自分に興味を示すとは思っていなかった。自分が昔からルーカスに惹かれていることはわかってはいたが、ルーカスが自分に惹かれるはずはないと信じるメガンは安全だと誤解していた。ルーカスから「君が欲しい」と言われ抗おうとするメガンだったが、言葉とは裏腹に身体が求めていることは歴然としていた。追い求めれば追い求めるほど頑なになるメガンにルーカスは苛立つ。悲しみに沈む瞳の謎をルーカスは探り出す決心をしていた。メガンはルーカスに自分を諦めさせるためにルーカスの友人の力を借りようとするが、友人に理由がわからなければ説得できないと言われ、誰にも話すまいと思っていた事実を明かすことになる。娘に受け継がれる伝染病で息子は成人できないという話を聞いて友人は言葉を失う。他の女性とならルーカスは自分の家庭が持てると泣き崩れるメガンを隠れて話を聞いていたルーカスが抱き寄せた。ルーカスは自分の幸せはメガンが傍にいることだと告げる。


泣いちゃったよーーー!ほどほどにホットだしね。どんなにきついことを言っても引き下がらないルーカスって素敵!生涯を共に過ごすただ一人の女性だって何時決心したのかよくわかんないけど・・・・・。だって、「出会った時」って子供の時のこと?再会した時のこと?運命を信じるルーカスと現実に生きようとするメガンだけど、結局説得されちゃったわね。最後は養子を迎えて、めでたし、めでたし!