65 唇の記憶 カレン・ローズ・スミス

唇の記憶―ある運命の物語〈2〉 (シルエット・スペシャル・エディション)

唇の記憶―ある運命の物語〈2〉 (シルエット・スペシャル・エディション)

二人はハイスクールの頃交際していたが、彼女の母の反対に合い彼女から別れたのだった。アダムは奨学金を得て、コンピューターの学位を取り仕事で成功を収める。ある日、アダムの元へ彼の実の父が訪ねてくる。末息子が発病し、骨髄移植のドナーを求めて探し出したのだった。天涯孤独と思っていたアダムは衝撃を覚えるが異母弟のために検査を受ける。検査のため立ち寄った病院で二人は再会する。看護婦のリーは事情を説明せず手紙だけで別れを告げたことで罪悪感を持っていたためアダムに許しを乞い、数か月後に修学することを話した。リーの母は在学中、リーを身ごもったために自身の夢を果たせなかったことで、彼女に自分の夢を託していた。惹かれあう二人だったが、以前と変わらない状況では未来を紡ぐことはできないことはわかっていた。アダムは夢は彼女自身の夢であるべきだと説くが、彼女には母が彼女のために払った犠牲を無にすることはできなかった。火事で焼き出されたリー親子はアダムの家に滞在することになり、二人の緊張感が高まる。適合結果が出てアダムは移植手術を受けリーの看病を受け彼女なしに生きていくことは不可能だと気付く。リーもまた自分の天職は看護だという事実を受け入れ医学部へ行くことを取りやめアダムの元に残ることを選択する。


あんまりホットじゃないよねー。お母さんもさ、別れさせるより避妊を教えたほうが良かったんじゃないの?私の周りにも高校から付き合って結婚したカップルが何人かいるけど、みんなあんまりうまくいってないなぁ。中絶した子も沢山いるしなー・・・。結局現実世界ではこんなこと有り得ないってことなんだろうなぁ・・・。