56 見知らぬフィアンセ デイ・ラクレア

見知らぬフィアンセ (ハーレクイン・イマージュ (I1557))

見知らぬフィアンセ (ハーレクイン・イマージュ (I1557))

白血病で夫を亡くしていたヒロインは仕事だけに情熱を傾けていたが、小耳にした情報から親友二人に縁結びを依頼することにした。しかし、縁結び委員会には先に彼女の兄から彼女の縁結びが依頼されていたことは知らずにいた。仕掛け人として派遣されたヒーローは彼女に欲望を感じるが、委員会が差し向けた選ばれた恋人を取り持つことに不本意ながら同意する。二人を見守ろうと思いつつも、彼女を自分のものにしたいという欲求に負け、仕掛け人を辞めると告げた彼は実は彼こそが委員会が決めた相手だったことに気づく。そのやり取りを聞いてしまった彼女は望みもしない縁結びを仕掛けられていたことを知り激怒した。彼女を騙していたことで許される見込みはないと知りつつ、彼は彼女の昇進に力を貸すことにする。上司から夫の死を過去のものと考えることができるようになったということと、未来を手にする準備が整ったことを祝福されて、彼女は彼を獲得するため行動を起こす。


親友のように愛していた夫を亡くして、またそんな悲劇を味わいたくないために臆病になっているヒロインと、愛に懐疑心を抱くヒーローの熱い恋です。ちょっとだけホットだねぇ・・・。だけど、この縁結び委員会って人を馬鹿にしてない?普通に紹介すりゃいいのに、本人たちに内緒で接近させるのってどうよ?他人に操られて喜ぶ人間なんていないだろー!