49 王女と闇の王子 ノーラ・ロバーツ

王女と闇の王子 (扶桑社ロマンス ロ 6-61 光の輪トリロジー 3)

王女と闇の王子 (扶桑社ロマンス ロ 6-61 光の輪トリロジー 3)

三部作<光の輪トリロジー>の最終巻です。
ヴァンパイアの女王リリスによって闇の魔族にされたキアンとガイアルの王女モアラの恋です。


魔術師ホイトは女神に5人の同志を集め、ヴァンパイアたちを打ち負かすことを命じられた。女神の指示によって12世紀から現代にやってきたホイトはヴァンパイアとなった弟キアンと魔女グレンナと出会う。前後して、運命に命じられてガイアルからモアラと彼女の従弟であるラーキンが訪れ、最後にホイトとキアンの末の妹の子孫ブレアが現れサークルが完成する。現代にて戦いの準備を行い、6人は”神々の舞踏”を通って戦いの場所、ガイアルへと向かった。モアラは戦いの前に、死んでも悔いを残さないようキアンと愛を交わすが、勝利の後、人ならぬ身のキアンは一人で現代に戻る。永遠の時を約束されたキアンにはモアラの傍にいることができなかったのだ。悲しみに暮れるキアンの元に女神モリガンが現れ、キアンの望みを叶えてキアンはモアラとともに限りある人生を紡ぐこととなる。


ヴァンパイアって鏡に写らないのね。モアラが鏡を見ながらキアンに愛されるシーンはすごくエロティックです。三部作の中で一番ホットだと思います。