閑話休題 一番お気に入りの「闇の使徒」シリーズ

政府の遺伝子実験を行うチームのリーダーは一人の同僚の女性の卵子と自分の精子を使って六人のスーパーベビーを作り出す。六人ともに著しい才能を認めチームは色めきたった。しかし、子供たちが大きくなるにつれて子供に対する愛情に目覚め、モルモット扱いされる子供たちを救うため二人は子供を連れて身を隠す。静かな生活は永くは続かなかった。チームのメンバーたちが彼らを襲い子供たちを連れ去って行ったのだ。彼は殺され、彼女は子供たちを取り返すために力を尽くすが傷を負った一人を残さなければ一人も救えなくなるという苦渋の決断に迫られる。救い出した五人の子供たちを身元がわからないよう里子に出し彼女もまた姿を消す。が、死んだと思われていた残された子供は生きていた。世界銀行の盗難事件は彼の仕業だったのだ。
身を隠していた母から残してきた数学的な才能を持つ弟についての疑惑と兄弟たちに迫る危機を聞いて、長男ジェイクは研究チームよりも早く兄弟たちを見つけ出すことを約束する。時を同じくして起きた義兄の誘拐事件が自分を狙ったものであったとの確信を深め、救出した兄から研究チームが自分たちに施した潜在意識への催眠術の存在に気づく。その童話を耳にすると思考力が失われ言いなりになってしまうのだ。ジェイクはFBIの力を借り5人の弟と妹を見つけ出して、世界銀行から盗んだ金で巨大になった敵に立ち向かうこととなった。(全12巻)


続編では、研究チームが天才的な遺伝子を持つリーダーの遺伝子を使って新たな二組の三つ子を作り出していたことがわかり、同じ遺伝子を持つ兄弟たちがひとつになってタイタンと呼ばれるドクター・ベインを打ち負かす話。
ベインは兄弟たちを捕まえて特殊な麻薬を使って彼らを操り世界を支配しようと企んでいた。(全6巻)


やっぱり、こういうSFっぽいサスペンスが好きだわ!それに、ロマンスがあって、ハッピーエンドだもん。最高!!!関連作品も数冊出ています。