40 スペインの熱い夜 ジェニファー・テイラー

彼女が処女であることを信じる彼に、学生時代の苦い経験について話すことができず、黙って結婚したことで彼に騙されたと罵倒されいたたまれずにヒロインは自国に逃げ帰る。数ヶ月経って現れた彼は彼女の親友の経済状態の破綻は彼女次第だと告げる。脅迫され仕方なく彼女は彼の元に戻るが、事あるごとに嘲り蔑む彼に憤りと悲しみを感じる。何とか話を聞いてもらって、問題を打破したい彼女だったが、どんな言葉も彼の耳には届かなかった。彼の妻の座を狙う従妹に、子供さえ産んでくれれば役目は終わると告げられ、彼の望んでいた彼女への復讐が子供を彼女から取り上げることだったのだと確信する。妊娠に気づいた彼女は、愛する彼の子供と引き離されたくないという思いに、また姿を消すことを決心する。絶対に見つからないようにとの配慮から列車を使うことに決め、駅で列車を待ちながら子供にとっての幸せについて思い悩んでいるところを、また彼に見つかってしまう。愛している、話し合おうと言う彼の言葉に半信半疑ながらも屋敷に戻った二人を待っていたのは勝ち誇った顔つきの従妹だった。また、騙されてしまったと半狂乱の彼女に彼はやっと本心を告げるのだった。適当にホット?って感じかな?
だけど、バージンじゃなかったからって、どうしてプライドを傷つけられなきゃなんないの?そんなに大事なものかなぁ・・・?