39 過去を持つ女 リリアン・チーサム

世間知らずだったヒロインはボーイフレンドに騙され窃盗事件の主犯として刑を受け、仮釈放できた時、監察人から辱めを受けそうになり逃げ出す。それから名前を変え逃亡生活を送ることとなる。逃亡直後に知り合った友人から呼び戻され甥を貪欲な恋人から守って欲しいと頼まれる。以前助けてもらった恩があるため断りきれず悩む。が、友人の甥とは彼女を有罪にした弁護士だったのだ。財産を狙うあくどい女だと信じる彼に彼女は反発するが、意に反して惹かれてもいるのだった。彼を牽制するため偶然知り合った歯科医とデートをする日々だったが、彼に「君は僕のものだ!。」と宣言され慄く。嫌われていることを承知で口説く彼に彼女は遊びでセックスはしないと告げるが、彼は手に入れるために必要なら結婚すると言い叔母に報告してしまう。喜ぶ叔母の姿に否定もできず、逃亡犯と結婚することは弁護士の彼にとっては多大な損害になるだろうと考える。これほどの復讐はないだろうとはじめは思っていたが、結婚してしまうとひどい後悔に苛まれるようになる。告白して別れることを考えている間に、彼を愛してしまったことに気づく。悶々と日々を過すうち、突然昔のボーイフレンドが屋敷に現れる。偶然ではあったがボーイフレンドはすぐ彼女に気づき、彼女を呼び出して脅迫する。彼女は彼に被害が及ぶことを恐れ姿を消すことを選ぶ。ぼちぼちホット?
一目惚れしたくせに悪口雑言、おまけに無実で刑務所に送り込んでおきながら五年前に犯罪記録が抹消されていることも最後の最後まで教えず、それで許してくれってよく言えると思わない?こんな奴ぶん殴ってやりたい!だけど、愛してると何でも許せちゃうのよね。げぇーーー!