38 シンデレラの恋 アン・ウィール

家主の老婦人にパーティーへの代行を依頼されて、ヒロインは戸惑う。服がないことを理由に断ろうとする彼女に婦人は全てを貸すことを約束し、行かざる得なくなる。渋々、会場に赴いたヒロインは素敵な男性に声を掛けられる。食事に誘われ楽しい時間を過したものの、彼とは住む世界が違うことに気づき嘘の電話番号を教えてしまう。ある日、遠い親戚から手紙を貰って会いに行くと余命幾許もないので家を彼女に譲ると言われ驚くが、そこで二度と会うことはあるまいと思っていた彼と出会ってしまう。親戚の老人は昔、骨董をただ同然で持っていかれ彼ら親子に損害を受けたと恨んでいた。その後、彼女は家主の夫人が亡くなり、住むところが無くなったことを機におじさんの元に移り住む決心をする。その昔、婚約者を事故で亡くしていた彼女は似たような経歴を持つ男性と知り合いデートするようになるが、あちこちで出会うヒーローの熱い視線にどうしてよいかわからなかった。
愛していない男性からプロポーズされて、周りからも大事にしてくれる男性と結婚すべきだと諭され断ることができず、惹かれてはいても弄ばれるだけかもしれないという不安に悩まされる。ありがちな話だけど、ちょっと苛つきますね。ホットなところ?ありません。