603 名も顔も知らぬ妻 モーリーン・チャイルド

名も顔も知らぬ妻 (ハーレクイン・ディザイア)

名も顔も知らぬ妻 (ハーレクイン・ディザイア)

特殊部隊に所属するハンターは、怪我の療養のために、久しぶりに故郷に帰って来たが、彼の妻と名乗る女性に部屋は占領されていた。ハンターの父は、連絡の取れない息子の権限を彼女に与えていた。確かに、父が判断を下せない状況にある時に、迅速な決定ができないと言われれば、仕方がない。
ハンターは、マージーの豊満な身体に、くらっとし、マージーはハンサムなハンターにどきどきする。二人は惹かれあい、本当の夫婦になるという話。


見知らぬ女に部屋を占領された上、知らない間に既婚者になっていた男は、葛藤の末、自身に相応しい人生を見つけるという話です。
あまりにあほらしい話で、びっくりしちゃった。
普通に考えて、頼りとする秘書に権利を与えるために、入籍するなら自分の妻にすりゃ良かったんじゃない?縁結びするつもりだったんなら、あまりに過激だし。荒唐無稽以外の何物でもない話ですね。