380 結婚式でさようなら ヘレン・ブルックス

結婚式でさようなら (ハーレクイン・クラシックス)

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兄と経営するケータリング会社にチャンスが舞い込んだ。大きな仕事だったが、成功すれば莫大な報酬と新たなチャンスが得られる。しかし、依頼者リースは尊大で横柄で鼻持ちならない。ミリアムはむかつく気持ちを抑えて、仕事を引き受けると答えた。最低な男!なのに、この胸の動悸は何なの?傾きかけた会社を父から受け継いで、ミッチとミリアムは懸命に働き、やっと採算が取れるようになったが、そのためミリアムにはずっと仕事しかなかった。芽生えた気持ちを抑制し、ミリアムは仕事に専念しようとするが、リースは彼女を誘惑しようとする。お互いに求め合っていることをリースは明らかにしたが、愛などという感情は幻想だとミリアムに言った。ミリアムはリースを愛してしまったことに気付いたが、愛されているのでなければ身体を許す気はなかった。リースの求める身体だけの短期間の関係など自分を傷つけるだけだ。拒絶したミリアムは仕事を無事に終えてからリースの元から去った。憔悴したミリアムは休暇を取り、旅に出たがリースの面影に囚われて立ち直ることができずにいた。リースはミッチからやっとミリアムの居場所を聞き出して、彼女を追いかける。リースはミリアムに一目惚れしていたが、これまで愛されたことがなかった彼はそれを受け入れることが中々できなかった。リースの中に懐疑と不安を見てミリアムの胸に希望の火が灯る。二人は愛し合っていることを確認し、結婚を誓った。


月曜生まれは きりょうよしってマザーグースだっけ?この童謡が使われた小説って結構多いよね。あぁ、でも私も水曜生まれだわ・・・。