94 眠れぬ夜のあとに エリザベス・オーガスト

眠れぬ夜のあとに (ハーレクイン文庫 (B-502))

眠れぬ夜のあとに (ハーレクイン文庫 (B-502))

バイトしていたクラブでレベッカはタナーと出会う。お互いに一目惚れした二人は翌日ベッドを共にするが、タナーは朝を待たずに帰ってしまった。次の日現れた彼はレベッカに結婚しようと告げるが、バージンを奪った罪悪感からの言葉と理解したレベッカはもう少しお互いを知り合ってから考えると答えた。タナーの父親が病気に倒れ急に帰らなくてはいけなくなったタナーはなるべく早く連絡すると言って帰って行った。タナーからの電話はあるものの会えない日が続き、数週間後レベッカは妊娠に気付く。知らせれば責任を取ろうとすることはわかっていたレベッカは愛のない結婚はしたくないと知らせないまま故郷で出産することを決意する。二年後、事故に巻き込まれたレベッカは大怪我を負い、命があるうちにタナーに知らせなくてはいけないと決心した。年老いた伯父夫妻に息子を託すことは負担になると考えたためだった。タナーに会いに行った伯父は可愛い姪を弄んだ男だという疑いのために息子について話さず帰ってきたがタナーは探偵を雇って病院を訪れる。タナーはするべきことをすると病室に牧師を呼びレベッカと結婚して息子に対する権利を得た。肩の荷を下ろし命が尽きようとしたレベッカにタナーは息子を愛しているなら生きてみろと励ましレベッカは記録的な回復を見せ退院する。子供と離れて暮らすつもりはないとタナーは二人を牧場に呼び寄せた。子供にために努力するというタナーの言葉にレベッカは愛されていないことを思い知らされ傷ついた。二人はすれ違いと誤解を繰り返し、ついにタナーは離婚届を用意する事態に陥る。レベッカは傷つく危険を冒してタナーに彼の本心を問いただすことを決め、愛を告白する。


じれったい!あまりに疑り深い女の話だよ・・・。ホットじゃないし・・・。